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第23回埼玉県学童保育合宿研究会(3/3)

第23回埼玉県学童保育合宿研究会

  • 開催概要/開催趣旨、開催要綱、申し込み方法、問い合わせ先等
  • 一日目全体会/財団法人こども未来財団「ガイドライン調査研究報告書」を学び、あらためて学童保育とは? 指導員の仕事とは? を確かめる
  • 二日目分科会/大規模学童保育の分離増設を進める/「保育指針」と「モデル就業規則」を完成させる/指導員会の存在意義を確かめ、元気な指導員会をつくる

県連協からのお知らせ

  • 特になし

第23回埼玉県学童保育合宿研究会

第1分科会

大規模学童保育の分離増設を進める

学童保育の大規模化が深刻化しています。政府・厚生労働省もこの問題を重視し、「71人以上の大規模クラブについて、3年間の経過措置後、補助を廃止し、分割等を促進」する方針を決めました。この方針を受けて、地域連協等からのはたらきかけもあり、分離増設の方向で動き始めた自治体もあります(さいたま市、上尾市、草加市等)。逆に、補助金カットを避けるために、公立公営の中では、「定員を70人とし、定員に達したら待機児童とする」「上級生は対象から外す」等の方法で乗り切ろうとする動きも聞こえてきます。私たちの立場は、大規模問題は適正規模で分離増設を図っていくというものです。どのように分離増設を進めていくかを考えます。

進め方

  1. 基調提案 @厚生労働省の方針 A改めて大規模学童保育の問題を整理する
  2. 教訓的な地域から事例報告 @上尾市 市が1小学校区複数クラブ設置へ A草加市 大規模学童保育について市とクラス制を協議 Bその他
  3. 討議

第2分科会

「保育指針」と「モデル就業規則」を完成させる

学童保育の制度づくりの一環として、県連協では、保育内容に関わるものとして「保育指針」、指導員の労働条件に関わるものとして「モデル就業規則」、それぞれの作成を進めています。「保育指針」は、指導員が保育を進める上で大事にしてほしい事柄を文章化したもの。「モデル就業規則」は指導員の賃金・労働条件のモデル的な基準を明示したものです。県連協の専門委員会より素案を提示してご検討いただきます。

進め方

  1. 「保育指針案」を提案(責任:保育内容・保育指針委員会) 併せて「指導員の倫理」「倫理綱領」案を提案
  2. 討議
  3. 「モデル就業規則案」を提案(責任:労働条件改善委員会)
  4. 討議

第3分科会

指導員会の存在意義を確かめ、元気な指導員会をつくる

学童保育の発展のカナメは、子どもと保護者の立場に立ち意欲を持って働き続けたいと願う指導員の存在です。指導員の成長を集団的に保障する場として指導員会を組織しています。指導員として研修・研究活動、指導員の社会的地位を高めるための活動、指導員集団の意見をまとめ内外に発信していく活動等を行っています。この指導員会をどう効果的に作っていくことは大事な課題です。指導員会の存在意義を確かめ、指導員会の在り方、効果的な進め方を考えます。

進め方

  1. 県指導員連絡協議会として、事前に、県内の指導員会に実態アンケートを行い、まとめます
  2. 地域指導員会のいくつかから教訓的な事例報告 @富士見市(公営・社会福祉事業団) 公営系の地域においての指導員会活動 A所沢市(民営) 比較的大きな規模の指導員組織。統一組織内の指導員会としての活動 B東武沿線7地域合同(民営) 各学童保育は個々の運営だが、地域を越えて指導員会を組織している活動
  3. 討議