埼玉の学童保育  
埼玉県学童保育連絡協議会
東武伊勢崎線沿線ブロック
   
 

2004年度ブロック活動総括

 今年度も、「春日部市学童保育の会」の皆さんの協力のよって、春日部市内で定例会議を開催できました。98年に市内すべての民営学童を公営化された春日部ですが、それ以降も保護者会及び連協の活動を続けられ、がんばってこられました。近年、民営時代を知る方も少なくなり、いろいろとご苦労もあるようです。現在18ヶ所学童がある中「保育の会」への参加は半数を切っているようですが、それ以外の学童からも代表に集まってもらい、代表者会議を開き、市内ほとんどの学童の連係に努めているそうです。今後も東武ブロックにご協力ください。東武(東部)ブロックは、結構南北に長く春日部に平日の夜集まることが出来る地域は限られてしまいます。しかし今年度も春日部の方をはじめ幸手・加須・越谷・八潮・草加・宮代・久喜・三郷そして、さいたま市と合併が決まっていた岩槻の方も参加してくださいました。菖蒲・北川辺は幸手・加須の方が代理でした。
 さて、定例会ですが県連協から報告とお知らせ、各地域の報告、沿線交流会の打ち合わせなどが毎月の議題ですが、会場のあしすと春日部が9時半までなので、地域の報告によっては議論や質問が白熱して終了時刻を過ぎ、注意されてしまうこともしばしばありました。
 大規模化の問題では草加や春日部が、市の合併による色々な問題は岩槻・幸手・宮代と、小学校や学童の統廃合・分割で幸手・八潮・三郷などで色々とありました。また16年度草加では指定管理者に「草加・元気っ子クラブ」が指定され、2ヶ所の学童を今までの民営学童と共に運営することになりました。更に17年度に新しく出来る2ヶ所についても指定管理者になるようです。
 今年度の沿線交流会は山ア隆夫氏を講師にお迎えして草加市で講演会を開きました。会場や準備などの都合、参加される方の都合などを考慮して半日で済むように、ここ何年かはしてきました。今回も午前中の講演会のみとなりましたが、交流(分科会形式)をメインにした方がたくさん参加があるのかと迷うところです。以前は200名ほどの参加がありましたがだんだんと減ってきて昨年今年と100名強の参加者です、各地域連協の加盟率の低下等もありましょうが、魅力あるプログラムが提供されていないことも一因でしょう。
 17年度はもう少し沿線交流会について時間を掛け、16年度より多くの参加が見込まれる、プログラムを検討したいと思います。お忙しいとは思いますが、たくさんのご意見があるとより良いものが出来ると信じています、東武ブロックへ出席またはご協力をお願い致します。

山ア隆夫氏;静岡県生まれ、東京の公立小学校現役教師
      今泉博氏他と編著で「教師力」「生活指導力」「授業力」「学級経営力」(旬報社刊)等がある
      今回の講演は「子どもの生きる姿をどう読むか」をメインテーマに子どもの願いをどう受け止
              めるかを先生の体験、実践を基にお話いただきました。 

(第33回埼玉県学童保育連絡協議会総会資料より)