政府は昨日、「緊急事態宣言」を発出しました。これを受けて厚生労働省も「緊急事態宣言」の対象地域については「放課後児童クラブの規模縮小」等の要請通知を発出しました。 今回の宣言によって緊急事態の対象地域となった埼玉県も昨日、知事が「特別支援学校を含む県立学校を5月6日まで休校とする」こと、学童保育や保育園については「感染拡大地域(さいたま市、川口市など)では保育提供の縮小をと呼びかけながら、医療現場などで働く保護者には必要な施設。必要な方に提供されないことのないように」と発表しました(「4月8日付け埼玉新聞」)。 市町村の動きとして、鴻巣市が5月6日まで休校することに加えて、学童保育も5月6日まで原則休室とすることを決めました。鴻巣の学童保育にお聞きしたところ、看護師や保育士等に限って受け入れることとなり、公立公営も民間もそうした世帯のために拠点保育を行うことになったとのことです。市役所には保護者から苦情の電話が多数、届いているとのことです。 そこで、この度の「緊急事態宣言」を受けて ①学校休校の状況 ②市町村の学童保育に対しての方針 ③それを受けて事業所(学童保育)としての対応 について緊急調査を行いたいと思います。別添用紙にて4月13日(月)までに送っていただければ幸いです。 感染症の心配の中で学童保育の開所という矛盾した困難な対応を迫られ、現場は大変な状況かと思います。学童保育関係者の不安を少しでも解消するために県連協としても地域の情報を集め、地域にお返ししていきたいと考えてます。 よろしくお願いします。 ご不明な点は森川までご連絡ください。
2020/4/7
埼玉県学童保育連絡協議会 事務局 ℡:048-644-1571