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県知事選候補者公開アンケート

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県知事選候補者公開アンケート

上田清司氏からの回答

  • 回答1 既に、平成16年3月、全国に先駆けて「放課後児童クラブ運営基準」を定め、放課後児童クラブの保育内容の向上に努めてきました。クラブの適正規模については、運営基準の中ではじめて「集団活動の規模を40人を限度とする」と定め、市町村に対しても、大規模クラブの解消など、規模の適正化を指導してきました。大規模クラブ解消については、保護者が一番安心できる学校の余裕教室などを活用した施設整備を積極的に行うよう、市町村に働きかけています。ひきつづきクラブの適正規模化や必要な地域への新規設置等について市町村を支援し、学童保育先進県にふさわしい取組を進めていきます。
  • 回答2 放課後児童クラブを設置する場所については、学校からクラブまでの登室のことなどを考えると、学校内での設置が適切と考えています。このため、市町村に対しては学校の余裕教室改修と設備整備等に要する費用を助成しているところです。また、余裕教室の利用と併せ、児童館や公民館など公的施設を活用した、安全・安心なクラブ運営をするよう、市町村に働きかけています。
  • 回答3 既に国の補助制度に加え、県単独補助として小規模クラブへの補助や加算、民営クラブへの加算、障害児指導員加配のための加算などを行ってきました。こうした細かい独自の補助制度を実施し、放課後児童クラブの充実に努めてきています。特に民営クラブに対する加算は、指導員の待遇改善や保護者の保育料負担の軽減等に少しでも役立つようにと行ってきたものです。今後とも学童保育の運営安定のため必要な施策の充実に努めていきます。
  • 回答4 障害児の受け入れについては、国に先駆けて県単独で補助制度を創設しました。さらに平成16年度からは障害児の受け入れが進むように障害児一人からでも補助を受けられるように改善したところです。これにより平成15年では445人だった障害児童数は平成18年度には709人と大幅に受け入れが進んでいます。今後とも、障害児受け入れ促進に必要な施策の充実に努めていきます。
  • 回答5 既に全国に先駆けて特別支援学校(養護学校)に通う子供達のための、放課後児童クラブへの県単独助成制度を創設しその充実に取り組んできたところです。また特別支援学校放課後児童クラブの運営は、障害児の父兄等の関係者が手づくりで取りくんでおり経営も苦しく不安定なことから平成18年度に補助額を増額したところです。今後も引き続き、障害児学童保育の安定運営のため必要な施策の充実に努めます。
  • 回答6 放課後子どもプランはどのこどもたちも安全、安心で健やかな放課後の居場所を確保できるよう、「放課後児童クラブ」と「放課後こども教室」の両者が機能を補完しあうことが必要と考えています。放課後児童クラブには、留守家庭児童の家庭に代わる日常的な生活の場としての役割があります。そして放課後こども教室は例えば休日や夏休み期間を利用しての地域住民との交流や体験活動など、こどもたち皆が集まって楽しくすごせる場所にしたいと考えます。それぞれの良いところを生かしながら事業の連携を進めていきます。
  • その他 子どもはいつの時代にも国の宝であり、日本の未来を託す大切な存在です。
     しかしながら現在我が国では生まれる子どもの数が減り続け、少子化の進行は国の存立基盤に関わる深刻な問題となっています。若い世代が安心して子どもを生み、育てられる環境をつくるため子育てを社会全体で支える取り組みをすすめることが不可欠であります。平成16年3月には全国に先駆けて「放課後児童クラブ運営基準」を定め、放課後児童クラブの保育内容の向上に努めており、学童保育先進県として全国的に評価されています。放課後児童クラブは、働きながら子育てしている方々にとってもまた子どもたちの安全で安心な場としても、なくてはならない重要な事業です。大変厳しい財政事情でありますが、「選択と集中」の観点から、必要な予算措置はしっかり取り組みたいと思います。