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参議院埼玉選挙区立候補者公開アンケート

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参議院埼玉選挙区立候補者公開アンケート

学童保育施策全体について

貴党ないし貴職の学童保育(放課後児童クラブ)政策の考えを教えてください。

  • 行田邦子(民主党)
  • 学童保育は子どもの発達の上からも、また子どもの安全面からも大変重要だが、現状は決して満足できるものではない。文科省の全家庭を対象とした「放課後子ども教室」とは別に、学童保育を、子どもの居場所づくりのために、適正な規模で、専門の指導員のもとで、必要とするすべての小学校で設置すべきである。

  • 高野博師(公明党)
  • 小学校の授業終了後から親が帰宅するまでの時間帯に、児童を安心して育てられる環境をどう整備するかが切実な問題となっている。共働き家庭などのおおむね10歳未満の児童は、子ども教室終了後の夕方も、従来の放課後児童クラブに参加できるし、国(厚労省)は放課後児童クラブを5900ヵ所増やし、ほぼ全ての小学校区にあたる2万ヵ所へと拡充するというが、まだ立ち遅れている。放課後の児童を安全な環境で見守り健全に育成するシステムの整備が急務。授業終了から親の帰宅まで連続したサービスが全国的に確保されるよう、厚労省が考えた親の帰宅が遅い家庭の児童を地域住民が自宅などで預かる「生活塾」普及も一案ではないか。

  • まつざわ悦子(社会民主党)
  • 少子化対策が、いろいろ論じられています。子を産むか、産まないかは、女性の判断ですが、それを前提として政治は、安心して子育てができる条件を整備しなければなりません。そのなかの大きな柱が、安心して子どもを預けられる場の提供にあると思います。そのために大きな役割を果たすのが学童保育だと思います。学童保育の健全な発展のためには働く人々の雇用、労働条件の安定化を図ることが重要です。マンパワー、場所の確保に行政は責任を果たすべきだと思います。

  • あやべ澄子(日本共産党)
  • 子どもが安心して過ごせる居場所づくりは、子どもにとっても親にとっても切実な願いです。学童保育は、子どもたちに負担を強いる大規模化ではなく、新・増設によって、希望する子どもがみな入所できるようにします。「遊びと生活の場」にふさわしく安心して生活できるよう設置基準を定め、専門の指導員の常勤・複数配置と労働条件の改善をはかります。